IAEA、福島沖試料分析

2023年10月12日

 国際原子力機関(IAEA)は19、20、23日に海洋モニタリングのサンプルとなる福島県沖水産物の試料採取・分析を行う。今回はIAEAに加え、さらなる信頼性確保のためIAEAから指名されたカナダ、中国、韓国の分析機関が参加する。水産庁が11日、発表した。

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 日本側は海洋生物環境研究所(海生研)ほか5機関が分析する。採取されるのは福島県で漁獲される水産物のうち6種類程度を予定している。

 IAEAでは日本政府の要請に基づき、日本の海域モニタリングデータの信頼性、透明性の確保について日本政府を支援するため、2014年から分析機関間比較(ILC)を実施している。[....]