長崎発「旨い本マグロまつり」品評会

2023年12月22日

腰を落として審査する委員も多かった

 12月の風物詩、長崎発「旨い本マグロまつり」品評会が今年も8日に開催された。11回目を迎える真剣勝負で、長崎の養殖マグロの安定的なおいしさが改めて認識された。最優秀賞、優秀賞ともに上五島の業者が受賞。翌日の即売会にはマグロを求めて長蛇の列ができ、人気の高まりを表していた。

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 「元気ですか」というJF長崎漁連の髙平真二会長の呼び掛けで幕を開けた長崎発「旨い本マグロまつり」品評会(県漁連、長崎県まぐろ養殖協議会主催)。会場のサンプリエール長崎には出品業者、審査員など関係者のワクワクとした期待感があふれていた。

 協議会会長の小川広之金子産業専務は冒頭のあいさつで、「消費者のニーズに合ったマグロを作り上げる目的で始めた品評会。各種メディアにも取り上げられ、長崎マグロの普及の役割を担ってきた」と第1回以来の歩みを振り返ったうえで、[....]