長崎「親子で学ぶ!くじら食文化教室」開催

2022年8月24日

長崎の食文化を語る川島会長(中央)

 長崎くじら食文化を守る会(川島明子会長)、長崎鯨かたりべの会(同)と長崎市は20日、長崎市の男女共同参画推進センターで「親子で学ぶ!くじら食文化教室」を開催した。

 クジラの需要拡大と長崎伝統のクジラ食文化の継承を目的に開いた。市の公募に応じた市内の小学3?6年生と保護者19組40人が参加し、日本鯨類研究所の和田淳資源生物部門研究員がクジラの生態や構造、川島会長が長崎の鯨食文化、鯨肉販売・井上商店の井上貴詞営業部長が自社のクジラ商品などについて話題を提供した。

 「クジラ博士」として話題提供した和田研究員は、クジラと魚との違いや、ヒゲクジラ類、ハクジラ類の違いなどを説明。クイズを交えながらクジラの生態などを分かりやすく解説した。[....]