生鮮マサバ、入荷去年の2倍以上

2020年11月19日

 11月半ば(1?17日現在)までの東京・豊洲市場の生鮮マサバの流通は漁場形成が散発的だった昨年より、好調に推移している。入荷数量は昨年の2倍以上で、価格も半値水準。過去5年平均には届かないが、今後の数量のさらなる増加や魚体の大型化、脂の乗りの向上などの期待がかかる。

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 17日までの累計入荷量は3万4245箱と、過去5年平均の4万456箱と比較すると15%少ないものの、前年同営業日の累計入荷量(1万5857箱)と比べると116%増となっている。17日現在の卸売価格は入荷主力の青森県産5キロ10入りでキロ260円程度となっている。[....]