沖縄・JF宮古島、アオサで有機JAS初取得 

2023年1月23日

沖縄・JF宮古島、アオサで有機JAS初取得

 沖縄・JF宮古島漁協が生産するヒトエグサ(アオサ)がこのほど、日本農林規格等に関する法律(JAS法)に基づく有機JAS認証制度の認定を受けた。ヒトエグサの認定は国内初で、6月から全国の量販店などでの販売を予定している。

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 宮古島漁協は昨年から、水産加工品などの製造・販売を行う(株)島酒屋(南城市、石黒新海社長)と任意団体「あおさ有機の会」を立ち上げ、ヒトエグサの有機認証に向けた準備を進めてきた。

 宮古島漁協の栗山弘嗣組合長によると、宮古島では以前から種付けの時の成長促進剤や鮮やかな色を出すための薬品などを使用しない生産を続けてきたといい、同制度の基準をクリアして認証に至ったという。[....]