小池知事「夢市楽座」初視察

2024年1月18日

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早山理事長(写真手前)と「楽座」内で話す小池知事

 東京都の小池百合子知事は16日、東京・豊洲市場の水産仲卸でつくる東京魚市場卸協同組合(東卸、早山豊理事長)が場内の水産仲卸場棟4階の「魚がし横丁」内で東日本大震災の被災地支援のため運営する「三陸常磐 夢市楽座」を初めて視察した。

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 小池知事は、岩手・宮城・福島県の水産物を一般来場者向けに販売する「夢市」と、食文化など3県の情報を展示する「楽座」の双方を訪れ、早山理事長ら関係者と意見交換を実施。「夢市」で宮城県産のメカジキとホタテ、福島県産のヒラメの刺身を購入した。

 早山理事長は「市場機能だけでなく、情報発信の拠点としての豊洲市場の役割について都知事に伝えた」と話し、亀谷直秀副理事長は「できるだけ多くの人に『三陸常磐もの』という名前を知ってもらい、手に取っておいしさを分かってもらいたい。知事の発信力に期待したい」と述べた。[....]