宮城の魚を絶品料理で、県内172施設がフェア開始

2024年1月26日

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フェアメニューに舌鼓を打つ村井知事㊨と寺沢組合長

 宮城県内172の飲食店と宿泊施設が参加する「みやぎの海が美味い!おさかなグルメフェア」の開始に合わせ、JR仙台駅の商業施設にあるイタリア料理店「イルチェントロ・ハミングバード」で24日、キックオフイベントが行われた。村井嘉浩知事がギンザケの新メニューなどを頬張り、集まった報道陣に「宮城は全国屈指の水産県。四季折々に素晴らしい味わいが楽しめる。ぜひこの機会に味わってほしい」などとアピールした。

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 フェアは県の主催で福島第一原発の多核種除去設備等処理水(ALPS処理水)海洋放出に対応した風評対策の一環。県内18市町にある164の飲食店、8つのホテル・旅館で来月25日までの1か月間実施する。参加事業者それぞれが県産魚介類を使った新メニュー、人気料理の販売に注力。県によると「宮城サーモンのカルパッチョ仕立て」「ムール貝と仙台せりのうどん」「タコと笹かまのアヒージョ」「ほや唐揚げ」「金華サバとじゃがいものソテー」などがあり、水産県・宮城が誇る多種多様な素材をさまざまな形で楽しめる。期間中は特設サイトで関連情報を発信するほか、県産水産加工品が当たるプレゼント企画、ノベルティー配布なども実施する。[....]