大型メス「葵うなぎ」養殖、特許技術使い実現 

2024年1月30日

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「葵うなぎ」を試食した大村知事

 一般的な養殖をすると9割以上がオスになることで知られているウナギを、特許技術を活用して大型になりやすく身も軟らかいメスとして養殖をして販売する取り組みが愛知県で始まった。公募で決定したブランド名は「葵(あおい)うなぎ」。2月12日まで、愛知・西尾市の養殖業者の直営蒲焼店3店で一日各20食限定で提供している。

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 「葵うなぎ」は、「〝あ〟いち」の「〝お〟おきな」「〝おい〟しいうなぎ」の頭文字を取った。ウナギ養殖が盛んな愛知・三河地方の生まれである徳川家康の家紋である「葵御紋」にもあやかっている。ブランドロゴは、愛知県の〝愛〟からイメージしたハートをウナギ形にかたどった。特許技術のカギとなる大豆をウナギの胸ビレにあしらい、良質なウナギの特徴の背中の青さを連想させる、青色のウナギを重ね合わせた。[....]