上半期の食料品輸入、調達コストが軒並み上昇

2013年8月13日

 輸入水産物が円安の影響でシュリンク(縮小)し始めたのに対し、畜肉や野菜など、ほかの輸入食品はどう推移しているのだろうか。財務省が毎月発表している「速報」から、上期と年計を抜き出して分析してみた。

 昨年、日本が輸入した食料品は、総額で約5兆8500億円で、前年とほぼ同額だった。

 このうち魚介類(魚粉など一部を除く)は、エビの1808億円を含めて1兆4002億円で、前年実績を3・7%上回ったほか[….]

(「食料品の輸入推移」)本紙参照