マサバ不漁は環境変化

2023年4月25日

 水産研究・教育機構は21日、資源量が多いと推定されるマサバ太平洋系群の不漁要因について見解を示し、秋からの南下時期に海洋環境が変化し、分布海域に変化が生じたことを挙げた。具体的には三陸沖へ張り出すはずの親潮が弱く、一方で黒潮の流向が変化し温水域が日本近海へ拡大したことで、漁場が沖合化したと推定した。[....]