2024年4月25日
近畿大学は23日、東京・中央区で記者発表会を開き、(株)ニチレイフーズと共同開発した「アセロラブリヒラ」を(株)ベイシアの全店で本格販売すると発表した。アセロラ飲料を作る際に発生した搾りかすを飼料に混ぜて育てた魚種はマダイ、ブリに次いで3魚種目。「持続する鮮やかな赤身」や「爽やかな味わい」が特徴で、今年中に7万~8万尾の出荷を目指す。販売は24日からスタートしている。
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すでに昨年には試験的に生産・出荷を行ってきたが、新たにブリとヒラマサの交雑種であるブリヒラに適した嗜(し)好性や形状を兼ね備えたアセロラ含有の配合飼料をメーカーと開発。種苗やアセロラ副産物とともに安定的に供給できる体制を整え、今年に入り商業ベースの生産を開始した。[....]