[1124]北西大西洋漁業機関(NAFO)

2023年2月17日

北西大西洋漁業機関(NAFO)

第44回年次会合の結果について

カラスガレイ1155?、アカウオは550?の割り当て

 昨年9月19日から23日まで、ポルト(ポルトガル)において開催された北西大西洋漁業機関(NAFO)第44回年次会合の結果についてお知らせします。

 北西大西洋漁業機関は、北西大西洋海域における漁業資源の長期的な保存および持続可能な利用の確保を目的として1979年に発効した地域漁業管理機関(RFMO)で、我が国は80年から加盟しています。

 会議では、主にカラスガレイやアカウオなどの底魚資源の保存管理措置などについて議論しています。

 同会合には、我が国をはじめ、欧州連合(EU)、カナダ、米国、ロシア、ノルウェー、デンマーク(フェロー諸島およびグリーンランド)、キューバ、フランス(サンピエール・ミケロン島)、アイスランド、韓国およびウクライナの12か国・地域が出席し、我が国からは、野村農林水産省顧問のほか、水産庁、外務省、国立研究開発法人水産研究・教育機構及び業界から関係者が出席しました。

 今年の年次会合の主な結果は次のとおりです。

1.令和5年(2023年)のカラスガレイおよびアカウオの資源管理措置

 カラスガレイの我が国の漁獲割当は1155トン(令和4〈22〉年は1205トン)、アカウオは、550トン(令和4〈22〉年と同様)となりました。

2.事務局長選挙

 アイスランドの候補者が新事務局長に選出されました。任期は令和5(23)年1月から4年間となります。

3.次回年次会合

 令和5(23)年9月にスペインで開催される予定です。

 水産庁国際課