2021年1月5日
2019年の新年号で登場したストックちゃん。あれから2年が過ぎて「少しは賢くなったよ」と胸を張るけれど、参加している「資源管理方針に関する検討会(通称・ステークホルダー会合)」では疑問に思うことも多い様子。水産研究・教育機構水産資源研究所水産資源研究センターの西田宏先生と市野川桃子先生に教えてもらうことにした。
■利用と持続の両立を。
◆西田先生/ストックちゃんは検討会に参加して、「新たな資源管理」がこれまでの考えと、どう違うか分かってきたかな?
◇今までは「ここまで獲っても、まだ安定した加入が見込めるよ」っていう最低限の親魚量(Bリミット)だけを残して、あとは獲ってしまっていい」って考えられがちだったんだよね。[....]