19漁協が合併で調印式「滋賀びわ湖漁協」10月発足へ

2024年3月15日

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合併契約調印後、記念撮影が行われた

 【大津】JF滋賀漁連(佐野高典会長)は、傘下漁協と連携して「県一漁協」に向けた合併検討を進めてきたが、30漁協のうち、19漁協が合併して「滋賀びわ湖漁業協同組合」が発足する運びとなり、13日に「合併契約調印式」を滋賀県水産会館で行った。10月1日に発足する予定だ。

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 琵琶湖周辺の多くの漁協では、組合員の高齢化や減少、漁獲高の減少により経営が非常に厳しい状況にある。2021年度からJF全漁連や行政の支援を受け、県域で一つの漁協となる「県一漁協」に向けた合併を検討してきた。

 調印式には、合併漁協組合長のほか、立会人として三日月大造滋賀県知事らが出席した。[....]