2021年2月5日
ブリ、マダイ、カンパチの生産量の目標を定める水産庁の養殖魚需給検討会が4日、オンライン形式で開催された。設定以来8期連続で生産量のガイドラインは従来通りとしながら、新型コロナウイルスの影響でマーケット環境が見通せない中、昨年までと異なり数値を明記しない形で承認された。
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生産目標数量は8年連続同数で、ブリとカンパチ合わせて14万トン、マダイ7万2000トン。この数量を実現するための稚魚の活け込み尾数は、2006年から10年までの最大値と最小値を除いた3年間の平均値を基準値とし、ブリとカンパチを基準値から10%減のブリ1700万尾、カンパチ1000万尾。マダイは5300万尾。[....]