陸上養殖調査 新規参入者、増加の傾向

2023年6月2日

 水産庁は5月31日、2022年度陸上養殖の実態調査結果を発表した。調査対象223事業者のうち、回答を寄せたのは122業者。回答した事業者の開始年は16年以降が多く、毎年7~8事業者、20、21年は13事業者が参入しており、15年までには1~2業者だったのと開きがある。ただ、この数字には現状、継続していない業者は入っていない。

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 回答した事業者のうち魚種別ではヒラメが最多で28業者、クルマエビの25業者、トラフグの18業者、アワビ類11業者、ウニ類10業者、サケ・マス類10業者が続いた。

 出荷サイズは、ヒラメは0・5~1・4キロ、サケ・マス類は1~5キロ、トラフグは0・7~1・8キロ、マサバは250~500グラムと幅があった。[....]