銚子でサメを生かす、水揚量日本一を支える素材

2020年8月21日

銚子漁港へ運ばれたモウカザメ

 9年連続水揚量日本一の銚子漁港は、サメの数量も気仙沼に次ぐ全国2位だ。入港するほぼすべての漁法でわずかに混獲されるため、マグロやサバと一緒に水揚げされることが多い。安定供給を続ける資源だが、原料を一から処理できる会社は市内に1社しかなく、サメ肉需要の再興が[....]