都「豊洲江戸祭」初開催、2月開業の千客万来PR

2023年5月25日

「千客万来施設PR広場」で人気を集めた「ぬくぬくさん」㊨と「いずみちゃん」

 東京都は20日、豊洲市場の6街区に建設中の千客万来施設の来年2月1日開業に向けた賑わいづくりを目的とした「豊洲江戸祭(とよすえどさい)」を、市場隣の複合施設の「ミチノテラス豊洲」で初開催した。同施設事業者の万葉倶楽部(株)がわたあめやポップコーンの無料配布や足湯体験、抽選会などの催しを実施。縁日ブースやステージイベントなどで来場者を楽しませた。

 開始時点では降雨だったため、会場は雨の影響を受けないスペースでの変則的なスタイルとなったものの、「千客万来施設PR広場」「足湯広場」「ステージ広場」「縁日広場」などは家族連れや観光客らで賑わった。「千客万来施設PR広場」では、わたあめやポップコーンの無料配布が特に人気を博し、ブース前に親子連れの行列ができていた。万葉の湯のゆるキャラで温泉ネコの「ぬくぬくさん」や「いずみちゃん」も駆け付けて写真サービスに応じるなど愛想を振りまいた。

 このほか万葉倶楽部が運営する箱根湯本の天成園のペア宿泊券が当たるガラガラ抽選会なども行われた。小田原の本社から高橋眞己副社長も駆け付け法被をまとい自らチラシの配布を行うなど、PRに努めていた。

 「豊洲江戸祭」は今年いっぱい、月一度の実施が予定されている。「ミチノテラス豊洲」会場は原則第3土曜日の午前10時~午後3時、5街区の期間限定千客万来施設「江戸前場下町」会場は6月中旬以降、原則第3・土曜・日曜日の午前9時~午後3時。[....]