荷受扱い情報/豊洲9月、金額31か月ぶり減少

2023年10月10日

 東京・豊洲市場9月の卸会社別取扱高は、これまで業績を底上げしてきた魚価がほぼ横ばいとなったため、数量の減少を補うことができず、金額で実に31か月ぶりに前年割れとなった。ここ数年で行き過ぎた相場高騰の修正が入ったうえ、多核種除去設備等処理水(ALPS処理水)の海洋放出の影響も一部にみられた。減少は冷凍マグロと冷凍魚で顕著だった。

「豊洲卸7社の取扱高(2023年9月)」本紙参照[....]