自民党スマート水産業勉強会、来月将来像提示へ

2023年4月27日

水産総合調査会であいさつする滝波水産部会長㊧。㊨は石破会長

 自民党水産総合調査会(石破茂会長)は26日、東京・永田町の党本部で第6回スマート水産業勉強会を開き、スマート水産業の取りまとめ方針を示した。石破会長は、「政府の骨太の方針にこれを盛り込みたい。来月10日開催予定の水産部会、水産総合調査会合同会議で方向性を取りまとめたい」と語った。

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 取りまとめの具体的な方向性について水産部会の滝波宏文部会長は、「全体像は4部構成になっている」と説明。現状のほか、求められる具体的な効果として、機器開発の発展と導入、人材育成の視点から記載。勉強会を立ち上げた目的や、10年後の日本の水産業の姿を漁業、養殖業、水産加工業、水産物流業、消費者の業態別に書き込む方針を示した。[....]