2021年4月6日
農林水産省は3月31日、2020年度「食育に関する意識調査」の結果を公表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う食生活の変化では、「自宅で食事を食べる回数」が「増えた・広がった」人が35・5%、「自宅で料理を作る回数」が「増えた・広がった」人が26・5%いた中、特に20?30歳代の若い世代で回答割合が高くなったことが分かった。
調査は昨年12月3?23日に、郵送とインターネットを併用して、全国から無作為抽出した20歳以上の男女5000人を対象に行われた。有効回収率は47・9%。
新型コロナの感染拡大に伴う食生活の変化では、「増えた・広がった」という回答の割合が、「自宅で食事を食べる回数」「自宅で料理を作る回数」「家族と食事を食べる回数」などの順で高かった。内食化の傾向が高まったことを裏付けた。[....]