第45回宮城県水産加工品品評会/多彩な味わいの逸品が勢揃い

2021年4月30日

ハイレベルな出品商品に審査員も苦悩

 食材王国”を標榜する宮城県の水産加工品を一堂に集め、その出来栄えを競う県水産加工品品評会(宮城県、県水産加工連主催)が1月26日に開催された。45回目を数える今年の品評会には、44社1校が計110点を出品。いずれも「非常にハイレベル。甲乙付けがたい」と審査委員を悩ませる出来栄えの作品が揃った。延べ4時間近くに及ぶ厳正な審査の結果、宮城ならではの素材を高い技術で仕上げた20品を選出した。地域を代表する商品として入賞し、各方面から注目を集めた7つの出品作品を紹介する。

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宮城のカキ、蔵王のバター、秋保(あきう)のワイン。主原料を県内で生産される逸品にこだわったヤマナカ(石巻市、高田慎司社長)の「OYSTER PATE(牡蠣のパテ)」が宮城県水産加工品品評会で最高賞の農林水産大臣賞に輝いた。[....]