海生研など研究グループ、宝石サンゴの成長速度解明

2023年6月30日

 海洋生物環境研究所(保科正樹理事長)中央研究所の山田正俊研究参与らのグループは28日、日本周辺海域に生息する宝石サンゴの成長速度を明らかにしたと発表した。サンゴに取り込まれた放射性核種の鉛210が、固有の半減期で減衰する性質を利用。アカサンゴが大人の小指ぐらいの太さ(直径15ミリ)に成長するまで、40~70年かかることが判明した。[....]