海洋総合実習船・宮城丸、長期実習目前に控え就航式 

2022年4月21日

あいさつする瀧田校長

 3月末に竣工した宮城県の海洋総合実習船・宮城丸(699トン)の就航式が15日、石巻市の石巻魚市場で行われた。今月26日から2か月間の長期乗船実習で利用する県水産高校が地元水産関係者へのお披露目も兼ねて実施した。石巻市や隣接する東松島市、女川町の首長らも出席し、新船の完成と初航海の安全を祈るとともに「水産関係産業で活躍する人材を育ててほしい」などと期待した。

 式典の冒頭であいさつした県水産高の瀧田雅樹校長は「新・宮城丸は最新の漁労機器・航海計器を搭載し、安全性や居住性の改善、環境負荷の軽減などに配慮した全国に誇る最新鋭船。[....]