海洋大研究発表、海洋深層大循環に変化の兆し

2022年5月26日

 東京海洋大学は24日、嶋田啓資特任助教らの研究チームが豪州南方の南極海の中深層で水温が下がり溶存酸素濃度が高くなる傾向が広がっていると発表した。長期的な低塩と低密度化で南極低層水のもとになる冷却された海水が海底まで沈めず、中深層に広がりつつあるという。[....]