国内外で需要つかむ噴火湾ホタテ、「ボイル」勝負の国内商戦へ

2023年5月18日

 北海道噴火湾産のホタテ加工貝は水揚げ最盛期が過ぎ、シーズンの大勢が決した。数量は前期から1割弱の減産見通しで、原貝価格は輸出向け冷凍両貝需要を背景に前期を2割方上回る水準となった。国内向けのボイル製品のコストも高水準だった前期からさらに上昇しており、この先の消化動向が注視される状況だ。今期の噴火湾産ホタテの生産や流通動向などを特集で紹介する。[....]