冷凍食品実態調査/女性の利用、やや上回る

2023年4月12日

 日本冷凍食品協会(大櫛顕也会長)は11日、冷凍食品の利用状況実態調査を発表した。それによると、冷食の利用頻度はほぼ前年並みとなったが、女性は「毎日」や「週2~3回」を合わせたヘビーユーザーが4割超で、平均頻度は週2回と前回の1・9回をわずかに上回った。新型コロナウイルス禍で冷食の利用を始めた人は男女とも1割程度で、若年層に多かった。

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 1年前より頻度が増えた人は男女とも約2割。弁当を作るようになったことで利用するようになった人が男女で昨年より約10ポイント増加した。

 原料高などを背景に製品値上げが相次いでいるが、値上げによる食材や食品の購入量の変化では「ほとんど変わらない」が7~8割を占めた。一方、増えた割合が最も高かったのが「冷凍食品」(女性14・9%、男性16・5%)だった。減った割合が最も高かったのは「スナック菓子」。[....]