冷食国内生産、過去2番目に 

2022年4月21日

 日本冷凍食品協会(大櫛顕也会長)は20日、2021年(1?12月)の冷凍食品の国内生産・金額・消費量(速報)などの調査結果を発表した。国内生産量は過去2番目を記録。家庭用数量は7年連続で最高記録を更新した。消費金額は5年連続1兆円を上回っている。

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 国内生産量は過去2番目に多い159万6214トン(前年比102・9%)。金額(工場出荷額)はピークだった1999年の7499億円に近づく7371億円(105・2%)となった。

 業務用は数量が79万7547トン(102・3%)で金額は3451億円(105・3%)と3年連続の減少から増加に転じた。一方、家庭用は数量が79万8667トン(103・6%)で金額は3919億円(105・2%)と増加。69年の調査開始以来、7年連続の最高値を更新した。[....]