世界初・幼魚水族館オープン

2022年7月12日

「ごきげんようぎょー」と来場者を出迎える鈴木館長

岸壁幼魚採集家の鈴木香里武氏が館長を務める世界初の幼魚専門の水族館「幼魚水族館」が7日、静岡・清水町の大型商業施設サントムーン柿田川オアシスにオープンした。これまで500種類以上の幼魚を採集してきた鈴木館長ならではのユニークな視点で、幼魚の「生きざま」を表現。訪れた人々に癒やしや元気を与えるだけでなく、魚の魅力や海洋問題を伝える水族館になっている。

 館内には65個の水槽が設置され、10センチ以下の海水魚と淡水魚の幼魚が常時100種類以上展示されている。

 入り口に設けられた「漁港コーナー」では風や波、ロープがきしむ音を流し、駿河湾の漁港を再現した。[....]