マルハニチログループ、北米スケソウ事業を強化

2022年2月3日

 マルハニチログループは2日、北米の大手水産会社、アイスクル・シーフーズ社から、スケソウの加工施設や漁獲枠付き漁船などの資産を譲り受けたと発表した。サステイナブルな漁業として歴史的、科学的に厳しく管理されてきた天然資源のスケソウ事業の経営資源を集約することで、北米水産物の安定供給とサステイナブルな水産企業としての地位確立を目指す。

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 マルハニチロの子会社である北米事業を統括管理するマルハキャピタルインベストメント(MCII社)と、北米でスケソウ操業、加工をメインにマダラやカニ、底魚類などの操業、加工を展開するウエストワードシーフーズ(WSI社)が、同じく北米大手のアイスクル社からスケソウの加工施設ノーザンビクター(アラスカ州ウラナスカ島)および漁獲枠付き漁船9隻の資産を1月31日に譲り受けた。[....]