ノルウェー上半期輸出、米国向けサーモン伸長

2023年7月10日

　ノルウェー水産物審議会（ＮＳＣ）によると、２０２３年上半期（１～６月）の同国水産物輸出は、８２３億ＮＯＫ（ノルウェークローネ＝７日、１３・６７円、前年同期比１８％増）と、好調だった前年をさらに上回ることが分かった。数量は１３０万トンで５％減だった。ＮＳＣでは「これはクローネ安と世界的な食料需要の高まりによる主要魚種の急激な価格高騰によるもの」と、為替の影響が大きいことを示唆している。

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　上半期は、ノルウェーにとって最大の市場はデンマーク、ポーランド、米国で、その中でも米国向けは輸出額で３４％増、数量も３万４４００トン、１７％増と、最も伸長した。米国輸出額増の最大の要因はサーモンであり、次いで、トラウト、カニなどがある。[....]