スケソウTAC、日本海2倍の1.5 万トン台に

2022年12月6日

 【札幌】2023管理年度(23年4月1日?24年3月31日)のスケソウTAC(漁獲可能量)設定に関する意見交換会が2日、札幌市内で開かれ、水産庁から4系群のTAC案が提示された。太平洋系群は前年度と同じ17万トン、日本海北部系群は前年度の2倍の1万5300トンに設定する方針で、来年2月上旬に開催予定の水産政策審議会資源管理分科会に諮問される。

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 太平洋系群は21?23年度の3年間、TACを17万トンに固定する漁獲シナリオを選択していることから、前年度と同様の17万トンとし、大臣管理と知事管理の配分についても沖合底びき網漁業に9万9700トン、道知事管理分に6万9100トンを配分。青森県、岩手県、宮城県、茨城県は現行水準とする。[....]