サーモンの中間養殖に参入、NTTグリーン&F

2024年2月14日

 陸上養殖に取り組むNTTグリーン&フード(株)は、ヒラメ、バナメイエビに次ぐ3魚種目としてサーモンの養殖に乗り出す。9日に開催された農林中央金庫主催のJFマリンバンク水産業連絡会議で、久住嘉和社長が明らかにした。

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 サケ・マスの海面養殖事業者は、これまでは8月中旬の盆明けをめどに沖出しを行っていたが、地球規模で海水温が上昇する中、魚が暑さに耐えられず沖出しの時期が早まり海での養殖期間の短縮化が求められている。この課題を解決するためNTTグリーン&フードでは中間魚の安定供給と、品種改良により高温耐性をもつ中間魚の生産と安定提供に取り組むことを検討中という。[....]