中国停滞明らかに、加工鰻3月輸入4割減

2024年5月23日

 財務省の貿易統計によると、3月の加工鰻輸入実績は1425トンで、前年同月比37%減となった。例年なら夏までの需要期に向けて搬入が増えていく時期だが、主力の中国産でジャポニカ種(ニホンウナギ)の蒲焼価格が上昇する一方、ロストラータ種(米国ウナギ)の蒲焼も円安などを背景に値頃感が打ち出せない中で、搬入ペースが上がっていない。

「中国産加工ウナギの年度別/月別輸入推移」本紙参照[....]