ノリ生産量/65億枚以下か、過去最低水準に

2021年4月27日

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乾ノリ共販年度別推移

 昨年秋口から生産されてきた今季のノリ生産が終盤に近づいてきた。2001年には106億枚を超えたノリの生産量だが近年は漸減傾向が続いている。20年度(20年11月~21年5月)は前年を下回り、直近30年では最低だった18年度並みに65億枚を下回る見通しだ。加えて、今季は海の栄養塩不足などから色が薄めになった影響で、一枚当たりの平均単価も14年以来の10円台に落ち込んでいる。

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 全国漁連のり事業推進協議会の取りまとめた乾ノリ共販別実績によると、4月15日までの全国の生産量は63億3502万枚で前年同期比4%減に沈んでいる。金額は25%減の668億円だった。一枚当たりの単価は10・55円で、前年より3円ほど安い。

 年間の生産量は06年度には95億枚だったが、その後減少傾向が続き18年度に70億枚を切り、19年度も69億8007万枚と70億枚には届かなかった。そのため、18、19年度[....]