<日本漁船保険組合>強固なセーフティーネットに

2017年6月30日

クリックで画像を大きく表示します

第1回総代会に続き記念式典、祝賀会が開かれた。あいさつする三宅会長

 4月に組織統合一元化した日本漁船保険組合は、4月1日に設立登記を終えた。この時点で漁船保険中央会は65年の歴史に幕を閉じた。

 新会長には、三宅哲夫前漁船保険中央会副会長が就任。新組織の理事・監事は23人。中央会のあった東京都千代田区内幸町の日比谷ダイビルが本所となった。新たな組織は、全国45の漁船保険組合がまず合併し、これに漁船保険中央会が解散し、合併した組合がそれまでの中央会の資産や職員、権利などを承継する承継合併方式を取った。新組織の組合員は11万6000人。

、49の支所の組織の監査を行うようになるため常勤監事を置くほか、本所に新たに内部監査室をつくり、監査室長を置く。また、監査委員によって構成される内部監査委員会を設置し、内部牽(けん)制体制を強化した。監査委員はブロックごとに選出した。新たな組織には、この内部監査委員会と制度調査委員会、料率委員会、損害審査委員会と4つの委員会が設置。支所は、運営委員会をつくり前組合長らが運営委員長となった。従来のブロック会議はブロックを北海道、東北、関東・東海、北陸・山陰、近畿、中国・四国、九州と6つに再編して継続した。[....]