JF徳島漁連、後藤田知事に要望

2023年12月8日

後藤田知事㊨に要望書を手渡す久米会長

 徳島漁連の久米順二会長(JF椿泊漁協組合長)は4日、徳島市内で後藤田正純知事に対し、物価高騰対策の充実などを含む「持続可能な水産業」の実現を求める要望書を手渡した。

 要望書では、「漁業者の減少・高齢化、気候変動に伴う水産資源の減少、藻類養殖の生産不振、燃油・資材および配合飼料価格の高騰で県内の水産業を取り巻く環境は厳しい」と訴えた。

 さらに、漁業者が安心して事業を続けられるよう県予算、国の補正予算、(公財)徳島県水産振興公害対策基金(以下、基金)の財源も活用しつつ「持続可能な水産業」を実現するため(1)漁業における物価高騰対策の充実(2)県産水産物の販路開拓の支援(3)基金による漁業振興策の拡充―の3点を要望した。[....]