FOODEX JAPAN 2024開催、「水産ゾーン」で新たな販路を

2024年2月27日

クリックで画像を大きく表示します

ビッグサイト初開催だった前回のオープニングセレモニーの様子

 アジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2024」が東京・有明の東京ビッグサイトで3月5~8日の4日間開かれる。ビッグサイトへ会場移転して2年目の今回の展示規模は8万5000平方メートル以上と、前回に比べて1・3倍に拡大する。来場者数は、海外来場者1万5000人を含む8万人を見込んでいる。水産関係での注目企業と併せて、展示会の見どころを紹介していく。

       ◇       ◇       ◇
 東京ビッグサイトの東展示棟1~8ホール、西展示棟1~2ホールに世界68か国・地域の2879社(3913小間)が最新の食料・飲料を持ち込んで出展する予定だ。

 中でも注目は、世界各国の国別パビリオンが並ぶ「海外ナショナルパビリオン」、国内最大級の規模を誇り、最新かつ先進的な冷凍技術や製品を展示する「FOODEX FROZEN」に加えて、多核種除去設備等処理水(ALPS処理水)海洋放出問題の影響から新たな販路開拓を目指して日本産食品の魅力を国際的にアピールしようという企業が多く集まった「水産ゾーン」だ。海外販路の開拓や輸出拡大を強力に後押ししていく。[....]