<進む温暖化と水産業③>原口聖二氏/共存には程遠い沖底船

2023年6月6日

 私は、北海道機船漁業協同組合連合会という道内の沖合底びき網漁船(沖底船)と呼ばれる160トンクラスの漁船33隻で行われている漁業の総括的組織で勤務しています。近年の洋上風力発電への開発事業者の取り組みの進捗(ちょく)は、私の予想を超えており、地方自治体の前傾姿勢がこれを加速させています。[....]