<福島の現在地>③時間をかけて進む廃炉

2024年3月11日

 取材団を乗せ、東京電力福島第一原発所内を回るバスは、原子炉1~4号機が約100メートルの距離で見えるグリーンデッキに向かった。途中に緑色に塗装された歩道が見えた。放射線の防護装備やマスクなど一切必要としないエリアで、所内の環境が改善してきたことがうかがえる。[....]