鮮サンマ出回り8~9割減

2022年9月5日

 片道3日はかかる遠方に漁場が離れ、過去に例をみないほどの小型偏重で始まった今期のサンマ漁を受け、二大都市圏に生鮮水産物を供給する東京・豊洲市場や大阪本場の鮮サンマ入荷量は8月末時点で、前年の1?2割と低調に推移している。例年なら鮮魚出荷に回らないような痩せた魚体に買い気は乏しく卸値も伸び悩み気味で、今後の大型化が待たれる。[....]