水産売場にデジタルイケス

2023年12月6日

全5回に分け実施し約300人が参加した。㊨はホタテ殻むきを実践してみせた早武氏

 デジタル技術を活用して課題解決する(株)kiwami(東京・千代田区、三鴨千早社長)は、「アバター」による接客システムの案内窓口と「デジタルイケス」を千葉市の「マックスバリュおゆみ野店」に設置したと発表した。

 仮想現実(VR)店員による接客システム「xR Cast Concierge」を用いた案内窓口は、デジタルサイネージ(電子看板)から店内地図やサービスの確認が可能で、案内動画も放映できる。来店客が有人対応を希望する場合は、ボタンを押せば店員のスマートウオッチに通知される仕組みだ。

 デジタルイケスは水産売場に設置。本物の水槽のような臨場感のある映像を、プロジェクションマッピングによるアニメーションで表現した。イケス内の魚はすべて3Dモデルで作成しており、精巧でリアリティーある仕上がりになっているうえ、あぶくの音を重ねることで本物らしさを演出している。[....]