木古内町でサクラマス養殖試験

2021年10月28日

オンライン出席も交えて開かれた第2回推進会議

北海道は26日、第2回魚類等養殖推進会議を開き、今秋から道南で開始するサクラマス養殖実証試験について説明し、有識者の意見を聴取した。実証試験は今月中にJF上磯郡漁協と委託契約を締結し、木古内町木古内漁港釜谷地区で実施する。今年度は約400尾の種苗を確保し、11月中旬にも育成を開始、来年6月下旬に一部を試験販売する予定だ。
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サクラマスの種苗は道総研さけます・内水面水産試験場から約200尾(一尾300グラム弱)、民間養魚場から約200尾(現時点で一尾平均400グラム程度)を確保。すでに道総研栽培水産試験場に移送し、海水馴(じゅん)致を開始しており、11月中旬にイケスを設置し、種苗を入れる。イケスは5メートル×5メートル枠、深さ3メートルの角型を1基使用する。[....]