旬のマダラ、多彩な商品・メニューでPR/仙台水産

2021年1月21日

多彩な提案に買参人も熱視線

 仙台市中央市場の水産卸、仙台水産(本田誠社長)は19日早朝、仙台市場の同社遠海売場でマダラのPRイベントを行った。新型コロナウイルス禍で外食の消費が伸び悩んでいることに対応し、中食での消費拡大に向けてさまざまな調理例を多彩に提案。取材に訪れたマスコミ関係者を通じて地元消費者においしさをPRし、「今が旬。家庭でもぜひ食べてほしい」などと呼び掛けた。

 売場に設置したブースでは丸魚やフィレー、白子、マダラ子の生鮮品を紹介。メニュー提案も実施し、「タラ鍋」「西京漬け」「粕漬」「ホイル焼き」「アヒージョ」「アンチョビガーリック炒め」など、和、洋のさまざまな料理を展示していた。通常、業務筋の消費がほとんどとなる白子の調理提案も行っており、薬味やポン酢をかけて食べる「たらきく」、身と白子を両方使う「たらちり鍋」なども紹介していた。[....]