干物初の機能性表示食品を取得、五十嵐水産グループ

2023年11月13日

機能性表示食品と明示した「骨までまるごとあじの干物」の新しいパッケージデザイン

　五十嵐水産グループの関連会社・（株）マルコーフーズ（静岡・沼津市、五十嵐崇光社長）はこのほど、主力商品の「骨まで食べられる焼き魚（まるごとくん）」シリーズのうちのアジ干物で、干物製品で初めて消費者庁の機能性表示食品を取得したと明らかにした。届け出番号は「Ｉ１８９」で、現在、商品化に向けた最終段階にある。五十嵐社長は「常温販売が可能なので機能性表示食品専用のコーナーに並べて置いてほしい」と意気込む。

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　機能性に関与する成分は、特に青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸のＤＨＡとＥＰＡ。健常な成人が食品を通じ摂取することで、加齢に伴い低下する認知機能の一部の「記憶力の維持」と「判断力の維持」の効果２つが認められている。対象商品からは、ＤＨＡが９００ミリグラム、ＥＰＡが１００ミリグラムそれぞれ取れる。[....]