千葉・新勝浦市漁協にダイビング施設が竣工 地域活性化や雇用創出に

2024年3月28日

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リニューアルした「勝浦ダイビングリゾート」

 【千葉・勝浦市】千葉・JF新勝浦市漁協(野村守組合長)は22日、同漁協が運営するダイビングショップ「勝浦ダイビングリゾート」の施設をリニューアルし、竣工式を行った。利用者数の拡大に対応し漁協経営の安定化を図るほか、海業(うみぎょう)の一環として地域の活性化や地元水産物の魅力発信、雇用創出も目指す。ダイビングショップは4月1日から再開する。

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 竣工式で野村組合長は、減少する水揚高を補完するため2001年からダイビング案内業を展開したが、「老朽化に伴い施設を新しくした」と経緯を説明。漁港漁場整備法や水産業協同組合法の一部改正で、海業の推進や交流人口の拡大につながるダイビング施設の建設を後押ししたという。「水産資源や漁港・漁場を活用し、勝浦市をさらに発展させていく」と力強く語った。[....]