処理水、海洋放出開始

2023年8月28日

 東京電力ホールディングス(株)は24日午後1時過ぎ、福島第一原発の敷地内にたまった多核種除去設備等処理水(ALPS処理水)の海洋放出を開始した。ALPSで取り除けなかった水素の一種、トリチウムを国の安全基準の40分の1(一リットル当たり1500ベクレル)未満になるように大量の海水で薄め、約1キロ沖合から海へ放出した。今年度はタンク約30基分に相当する約3万1200トンを4回に分けて放出する計画だ。[....]