ブルーカーボン検討会開催、インベントリ24年提出へ

2023年10月17日

ブルーカーボン検討会の様子

 国土交通省は13日、今年度第1回となる「地球温暖化防止に貢献するブルーカーボンの役割に関する検討会」(委員長・佐々木淳東京大学大学院教授)を都内で開催した。「温室効果ガスインベントリ」の報告にブルーカーボン(藻場)による二酸化炭素(CO2)吸収量の計上に向け検討を進め、早ければ2024年4月の提出を目指す。

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 今年4月に国連へ提出した、温室効果ガスの排出量や吸収量の報告書、温室効果ガスインベントリには、ブルーカーボン生態系のうち、マングローブ林による吸収量を初めて計上した。豪州と米国に続き、世界で3か国目になる。[....]