サンマが取り持つ絆、目黒区が気仙沼復興応援

2023年3月20日

「ホヤぼーや」も来場した物産展

 東京・目黒区は友好都市である宮城・気仙沼市の復興応援事業を13~17日の5日間、目黒区総合庁舎で行った。目黒区民まつりのメインイベントに定着した「目黒のさんま祭」へ気仙沼市がサンマを提供したことで、区と友好都市協定を締結している。東日本大震災からの復興の歩みを伝える恒例の写真展のほか、14、15日の両日には初の物産展を開き、同市の水産加工品を販売した。

 物産展ではワカメやフカヒレ、サンマなど、気仙沼の特産品がずらりと並び販売された。初日の販売が想定以上に多く、慌てて追加発注をして15日の分を間に合わせた商品もあった。両日は気仙沼市観光キャラクターの「ホヤぼーや」も来場し、記念撮影などに応じながら市のPRに努めていた。

 17日までの5日間は、水揚量が26年連続で日本一の生鮮カツオを使った「気仙沼カツオ竜田揚げ丼」も、庁舎内のレストランで販売された。[....]