「体験限定で一定の法緩和を」海業振興勉強会 

2024年3月1日

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冒頭に「知見を加えていただければ」とあいさつした小泉座長

 自民党水産総合調査会(石破茂会長)は2月28日、東京・永田町の党本部で「第5回海業(うみぎょう)振興勉強会」(座長・小泉進次郎衆院議員)を開き、子供たちを対象にした漁業体験を提供する2事業者からヒアリングした。プログラムを組みやすいように体験や知ること限定で法規制を一定程度緩和することや、企画化ノウハウに乏しい漁業者任せにせず、外部から専門の民間が入りやすいように初期費用支援などの環境整備が現場から求められている実態を学んだ。

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 産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」運営に加え、近年は自然体験や教育体験のコーディネーターとして活動する(株)雨風太陽の高橋博之社長は、「都市と地方をかきまぜる―漁村から生み出す関係人口」と題して講演。一昨年に始めた1週間の現地滞在プログラム「おやこ地方留学」の反応を紹介した。[....]